全国バンド自慢コンサートNHK-BS2放送!

 昨日は、9月に収録した全国バンド自慢コンサートの放送がありました。 自分の出番が放送されるまでテレビの前でめちゃくちゃ緊張しました。 当日の会場では、ハウリングを起こして放送事故になりやすい我々アコスティック楽器中心のバンドは、音の返し、会場の音量ともに抑え気味だったようですが、TV編集ではしっかり音が出ていましたのでほっとしてます。
 自己採点は70点ですかね。 本番直前は本当に仕事が忙しく、バンド自慢の出場が決まってから全体練習が出来たのは、曲構成検討も含めて3時間程度でした。 TVで100%の実力を出すには、十分練習しないといけないなとちょっと反省です。
放送を見ていろいろ感じることができました。
オールディーズの”Vacation”を演奏した”The FANCYS”のボーカルの女性、めちゃくちゃ歌がうまい。感動しました。
T-SQUAREコピーバンド”PLESURE OF GROOVE"の演奏は完璧だったと思います。 YHSのメンバーも学生の時は、そのような演奏をやってましたので、エレキギターやキーボード、ドラムに持ち変えて、ちょっとライバル意識を感じてたかも! 実は、YHSメンバーは、電気楽器やドラムス、管楽器を持たせてもかなりの技術を持ってるんですよ!
 ベストプレイヤー賞を取った”BCV&Kohei”の南條耕平君! ”恐れ入りました!” 会場の後ろで聞いていたときは気がつきませんでしたが、放送をみたら、細かいところにかなりのテクニックが盛り込まれてるんですね。 ソロの最中もずっと客席をみてニコニコしているのは、見せる技術も心得ていて文句のつけようが無いです。
 グランプリのK.G.Brothersはお兄ちゃんのドラムが最高ですね。 お兄ちゃんにひきづられて弟さんたちも技術を上げていったら、本当にすごいバンドになりますね。
 住吉商業Aバンドは、ステージを見ても放送を見ても完璧でしたね。 卒業したらこのバンド終わりなんでしょ! もったいないなぁ。
 個人的には、PPM.Againの演奏とコーラスが好きでしたね。 楽屋裏のリハ室で聞いていた時は、ステージよりももっと良かったですよ。 そこがアコスティック音楽の表現の難しいところですね。
 ”浪花えすぱ〜にゃ♪”は魅せるステージという感じですばらしかったし、北海道ベンチャーズは、ベンチャーズサウンドを完璧に自分達の物にしていました。 PAPAKIN'は、我々バンドブーム世代には学生時代を思い出させる乗りがあってよかったです。
永ちゃん命!”と聞くとなんとなく一線引きたくなるほど熱狂的なイメージがありますが、横濱キャロルの皆さんはとても気さくで話しやすい人でした。 永ちゃんを愛すると同じくらい音楽も愛しているという感じのハートのある演奏でしたね。
Samantha&Swingfellowsは、音楽を楽しんでいる雰囲気が印象的でした。自分達もいつまでも音楽活動が続けられるように見習いたいですね。 
Seamless Soulの乗りは良かったですね。 ボーカルのための豪華なバックバンドって雰囲気もあって、そのギャップが楽しかったかな。 筑波大管弦楽団のトローンボーン奏者で団長だったYHSフィドル内藤君も、Seamlessのホーンは皆うまい!と絶賛してました。
 このレベルのバンドすべてにいえる事は、リズムを作るドラムやパーカッションが”うまい”ということですね。 リズムがしっかりしているということが良いバンドの最低条件だということをこのコンサートであらためて実感しました。
これにて2007年の全国バンド自慢コンサートはおしまい。
出場バンドの皆さん、またどこかでお会いしましょう。
会場に足を運んでくださった皆さん、残念ながら会場に入れなかった皆さん、放送をご覧になってくださった皆さん、ありがとうございました。
今後もイエローハンマーストリングス(YHS)をよろしくお願いいたします。