その7:SPD-16K 

 以前にも紹介しましたが、アメリカに住んでいたときに”マーティンSPD-16K"というギターを手に入れました(2006年9月27日の記事)。 2001年にアレンタウンの隣街、クッズタウンに在ったMeadowoodという楽器屋さん(左のブックマーク参照です)で購入しました。 Meadowoodは、数年前にさらに西に20マイルのところへ移転しましたが、今でも毎週ブルーグラスジャムをやっています。 当時2001年春、「工場で出来立ての”SPD-16K”ギターを購入数日前に仕入れてきた」と店長が話していたので、2001年モデルのギターだと思っていたのですが、”Martin D-28 徹底研究”のページで確認すると、シリアルナンバーから2000年に作られたもののようです(シリアルナンバーがついてから出荷までにタイムギャップがあるのかなぁ)。 当時もとても珍しく、ショップの店長がとても気に入って仕入れた楽器でした。 1時間ほど楽器の扱いのレクチャーを受けてやっと購入できたのですが、その後Meadowoodのジャムに参加するたびに、「これがうわさのギターだね!」と言ってみんな集まってきました。
確かに綺麗なギターで、実は私より先に家内が気に入ってその場で即購入になったんですけどね。
重さは、D-28とD-18の中間くらい。 バインディングはD-18のようですが、サウンドホール周りのインレイは、D-45のようです。 指板には、キャッツアイやスノーフレイク(花型かな?)の模様が入ってます。 サイドとバックの材質はコア。
ネックは細く、女性向かもしれませんね。 
 他にこの楽器を使っている人は、まだ一人も見たことがありません。 同じ楽器は、新大久保の黒澤楽器で1台、2年ほど前Meadowoodで1台見ました。 少なくとも私の楽器を入れて3台は存在しているはずですけどね。
 Meadowoodの店長のマイクはSPD-16Kがとても気に入っているようで、D-18は店に置いて無くても、SPD-16Kだけは店の入口にしっかり飾ってありますからね。
 マイクは、車で40分ほどのナザレスのマーティン工場に直接買出しに行くので、ここで売られるマーティンギターはすべて"工場直送"です。 マーティンのリペアマイスターの称号も持っているようです。
右上の写真は、SPD-16Kのシリアル番号。
下の写真は左から、1)2002年Meadowoodに訪問したときに見たSPD-16K、2)ボディ内側に貼られた”C.F.Martin”のサイン、印刷だとは思いますが・・。3)ブリッジ部の模様、4)指板の模様、7フレットから下。5)バックの木目込み模様、6)サウンドホール周りとバインディング、です。

※明日6/17(日)はリリーピッキンパーティーで演奏します。詳細は2007年5月17日の6月&7月のライブ記事をご覧下さい。