ファーマーズマーケット#2リンスポート#1


アレンタウンから30マイルほど西に行った場所にリンスポート(Linsport)という、湖のある小さな街があります。 ここにも、昔ながらのファーマーズマーケットがあります。 大きな敷地の半分は、フリーマーケットになっていて、ジーンおばさんが引越しをするため、いらなくなった物をフリーマーケットで売るために一緒に着いて行きました。 フリーマーケットの場所をとるために朝5時に家を出て、すごく眠かった覚えがあります。 さすがに我々は早い方でしたが、時間が立つにつれ会場は出店する人で埋まっていました。
アメリカでは、年を取ると、家の管理の必要がないアパートやシニアハウスに引っ越す人が多くいます。 アメリカの住宅は芝生や庭の管理規定が厳しく、ルールを守らない場合は罰金と言うこともあります。 アレンタウン周辺のハウス(一戸建ての家)は、庭が大きく、夏場は、毎週末、芝に水をあげて、芝を刈らなくては維持が出来ないため、庭の管理はとても大変な作業のようです。
右上の写真はファーマーズマーケットの野菜売り場。 色とりどりの新鮮な野菜がたくさん並びます。 下の写真は左から1)ローストチキン売り場、2)フリーマーケットの風景、白い服に白い帽子を被っているメノナイトの女性も偶然写っていますね。3)ランカスター地方と言えば日本でも有名なキルト。古そうなキルトが展示された売り場。 キルト好きの人は日本からもわざわざランカスターまで訪れるそうです。キルトは伝統工芸品であり、お祝いなどに使われる実用品でもあります。 ブルーグラスにも、カントリージェントルメンが演奏して有名な”ダイナおばさんのキルティングパーティ”(日本名は”ダイナおばさんのパーティ)という曲がありますよね。キルティングパーティとはお祝い事があるときに女性達がお茶を飲みながらキルトを仕上げる集まりと聞きました。 ここで売られているキルトは、派手さはありませんが、昔ながらの実用的なキルトでした。 キルト屋さんの隣はファーマーズマーケットには珍しく楽器屋さんでした。