マンドリン:Yoshitaka Tanaka

yhsdiary2007-01-07

 田中と私は物理学科の同級生です。何がきっかけで話を始めたか覚えていませんが、一緒にサークル見学をするなど、入学直後から行動を共にしていたことは確かです。
 出会ったとき、既に田中のエレクトリックギターの技術はかなり高いものがありました。 大学では、その技術を更に伸ばそうと、彼は自分にあったサークルを探していました。 
 田中は、早弾きのテクニックを持ち合わせながらも、カッティングなどのリズムギターが好きな、曲の乗りや流れを大事にするギタリストでした。 私は「こいつは本当に音楽がわかる奴だ」と直ぐに惚れ込みました。 「是非田中と一緒に音楽がやりたい」と感じ、彼にブルーグラス音楽を紹介したところすぐに興味を示し、本人の希望でマンドリンを担当することになりました。
 田中は「イエローハンマーストリングス(YHS)」の名付け親でもあります。 イエローハンマーという北米に住む鳥の名前とアジア人の特徴の黄色(当時流行っていたYMOの影響もあったかな)と弦楽器(ストリングス)から名前をつけたと記憶しています。
 エレクトリックギターでは、フュージョンやブルース、ソウル系のバンドを掛け持ちしていました。 かなりレベルの高いバンドで演奏していたので、私はてっきりプロになるものと思っていましたね。
 YHSを再結成してからはマンドリン一筋です。 学生時代もっとマンドリンを弾いておけば良かったと本人は思っているようですが、技術は十分で、YHS音楽の中心人物です。 まだまだ自分の演奏には納得していないようですので、今後更にすばらしいテクニックを披露してくれることでしょう。
 2005年の第23回パイオニア音楽祭では、かれのマンドリン技術は、ハイレベルのギタリスト、ベーシスト、ドラマーなどを抑えて、ベストプレイヤー賞に輝きました。 一番のライバルは、達也君のバンジョーと内藤君のフィドルだったと思いますけどね。
 高校生までは、卓球をやっていて達人です。 私も卓球には自信がありましたが、既にサーブから田中の相手になりませんからね。
写真は、左から1)学生時代に小淵沢の牧場ラングラーランチにて、2、3)軽井沢フェス、4)イクスピアリ、5)東京ディズニーシーです。
田中のWebarマンドリンはアコスティックワールドの岩本さんに調整してもらい、鳴りが良くなったとか。 2007年は更に期待できそうですね。
以下は田中のブログアドレスです。
http://yellowhammerstrings.cocolog-nifty.com/blog/