その2

 初めてのギターは、中学1年生のときに買った東海楽器の「Cat's Eye」シリーズドレッドノートタイプで、地元の楽器屋さんで、かなり値引きをしてもらって2万円程度だったと思います。 キャッツアイギターは、マーティンのレプリカモデルで、コレクターまで居るとは、何年も後自分がマーティンを手に入れるまで知りませんでした。
 購入当時はあくまでも歌の伴奏として考えていたので、「スチール弦は指が痛そうだからガット弦のギターをください」と言って、店員にしかられて渋々スチール弦のギターを買ったほど全くギターにこだわりもありませんでした。
 型式も全く覚えておらず、現在自分の結婚式以来、後輩の家に預けたままなのですが、確かにマーティンD-28と瓜二つで、並べてみてもヘッドを見ないと区別できないほどでした。 むしろマーティンの方が1桁値段も高いのにインレイなどが地味だったと記憶しています。
音質や感触もそれほど変わらず、夢中で弾いているとどちらを弾いているのかわからなくなりました。(多少その当時よりも弾きこんでいますので、今弾けば違うと思うのかも知れませんが・・)。
 何も知らずD-28レプリカモデルを手に入れるとは、その後ブルーグラス音楽に出会うことを予言していたかのようですね。