第12回リリーピッキンパーティ at 横浜市従会館

先週に引き続き珍しく2週続けてYHSはライブでした。
毎年恒例のリリーピッキンパーティ(LPP)が横浜の市従会館で行われました。
今年も会場は満員のお客さんで大変盛り上がりました。
出場した12バンド皆さんそれぞの特徴が出ていてとてもすばらしいコンサートでした。


(→) ケンタッキーベアーズ:ギター島田さんのパワフルなソロはとても人気ですが、マンドリンの高沢さんの張りのある演奏とリードボーカルが私はすごく好きです。恩穂井さんのバンジョーと岡部さんのベースが、色の濃いギターとマンドリンをうまくまとめてますよね。 女性ボーカル田中さんの綺麗なリードもKBの魅力です。


(←)日本のブルーグラス音楽の父とも言える尾崎兄弟の”IKUKO&尾崎ブラザース”:今年も味のある演奏で会場を沸かせてくださいました。 今月末にケンタッキー州のIBMAフェスに参加されるそうです。 いつもながらサポートもすごいメンバーです。


(→)Grass Quintet:正統派リードボーカルの富田さん率いる実力派バンド。 富田さんのボーカルはいつ聞いても綺麗です。
バンジョーの第一人者、原さんは演奏だけでなくボーカル、コーラスも一流。 若手ベーシストの平泉さんは、名門東北大学でもまれてきただけあってすばらしいリズム感でした。 マンドリンは、LPPのヒロイン十鳥さん。 十鳥さんの正確な演奏は自分も見習わなくてはいけませんね。 今回はフィドラーの菅野さんが体調不良で参加できず残念でしたが、その分KBの島田さんのドブロがしっかり飛び入りでカバーしてくれてました。


(↑)LPPの締めくくりは、パワフルなマンドリンでおなじみの本間さん率いる”Ducky's":全員ブルーグラス界のベテランぞろいですので、ステージの盛り上げ方を熟知しています。 とても勉強になるステージでした。
演奏は私が言うまでも無くすばらしい盛り上がりでした。 リードボーカルの星さんは、学生時代私が好きだった"West of the moon"のギター&ボーカリスト。 演奏だけでなくMCも昔から変わらず最高でした。 フィドルの山田さん、大阪から戻られたそうで、久しぶりに演奏を聞かせていただきましたが、正確な演奏には感動です。MFBの鷲見さんのフィドルといい、綺麗なフィドルは聞いていて気持ちよいですね。 YHS内藤のフィドルもパワフルで良いでしょ!! Jプロじゅんじゅんさんのフィドルも素敵です。 

前半は、自分の演奏の準備で時間に余裕がなく、後半の一部のバンドのみの写真で申し訳ありません。


以下に参加バンドのURLを記しますね!
Honey nights: http://blog.goo.ne.jp/honeynights
 ボーカルのMaccaさん、今回は歌声を聞けなくて残念でした。
 MaccaさんにはいつもYHSを応援していただいて嬉しい限りです。
・小田原BG研究会: http://www16.ocn.ne.jp/~oda.bg/
 ワンマイクのブルーグラスの魅力を常に追求するこれぞ正統派のブルーグラス(BG)バンドです。
 これまでYHSも小田原BG研の皆様とは何度もご一緒させていただいております。
 我々も見習って、きっちりしたBGが出来るようにならないといけませんね。
・Jプロジェクトバンド横浜: http://blue.ap.teacup.com/jprojectband/
 ウィンズと共にLPPのホストバンド!! ステージ回数は、他のバンドを圧倒的に上回る?だけあって、ライブの進め方には余裕がありますね。 YHSがいつも大変お世話になっているバンドです。 J-プロが前半の演奏なんて、ステージの構成的にちょっともったいない感じです。
 全バンド聞くことができなかったのがとても残念でした(涙)


YHSにも大変暖かい声援をいただきましてありがとうございました。
今年は過去3回のステージに比べてもYHSへの声援がとても大きいことがステージ上からも分かりました。
ステージに上がったとたん、演奏が始まる前から大声援をいただきとても感動でした。
演奏中も終始拍手と声援が飛び交って、気持ちよく演奏が出来ました。

このところ、”ライブはやらないのですか?”、”いつもどこで演奏してるのですか?”など多くの問い合わせがYHSにもありまして、なかなかライブが出来ないことを申し訳なく思っています。
私のことを知らなくても、YHSの名刺をお見せすると、”あの、イエローハンマーですか?”と驚かれる方が結構多くいらっしゃって、バンド名だけはかなり皆さんに知っていただいていることに気がつき自分も驚いています。
幻のバンドにならないように、頑張って活動を継続していきたいと思います!!

以下LPPのライブ報告、先週のライブに引き続き今回も音源付で楽しんでください。
ステージに向かって左のメインスピーカーの後ろに機材を置いて録音したので、音のバランスは悪いですが、会場の雰囲気は分かるかと思います!!

1.Bluegrass Breakdown Download
オープニングはにぎやかに!がYHSのライブのポイントです。
先週のライブで、乗りが良かったこの曲を最初にもって来ました。 まあまあのできかなぁ。

2.Old home place Download
 このシリーズから新しくレパートリーに入れた曲です。 出だしのJDクロウ風のバンジョーキックオフが特徴です。
 もしかしたら、ベース渡貫のテナーコーラス、マイクが入ってなかったかな?!(涙)

3.Heartachs Download
 ”カントリージェントルマン”がヒットさせた、ブルーグラスと言うより、ちょっとさわやかなフォークのような曲調。この数年演奏する機会が少なかったのですが、今年はこの曲を結構使っていきたいと思っています。 

4.Salty dog blues メドレー Download
 2007年の全国バンド自慢コンサートのアレンジをちょっと長くしたバージョンです。 当時BSでの全国放送で、パワフルな電気楽器のバンドに対抗して、アコスティックのブルーグラスの魅力をどのようにアピールしようかと工夫してアレンジした曲です。 World is waring for sunrise:バンジョー, Rawhide:マンドリン, Orange blossom special:フィドルと続きます。 バンド自慢コンサートでは、渡辺香津美さん、グッチ裕三さん、西岡たかしさんには大変温かい言葉をいただきまして、何とかブルーグラスのよさをアピールできたかなと思います。 司会の野口五郎さんも、達也君のバンジョーには大変興味深そうでしたね。
5.Bell's of st Mary's
 先週に続いて、バンジョーソロ曲をエンディングに使わせていただきました。 ドンレノ風のバンジョーソロが聞き所です。 音源は、編集カットできなかったので、Saltyの後半に入ってます!