アーミッシュビレッジ


フィラデルフィアから州道30号線を西に1時間ほど向かうとランカスター(Lancaster)と言う街に着きます。 ランカスターには、このブログでも何度か紹介しているアーミッシュの生活を紹介するアーミッシュビレッジという場所があります。 ペンシルバニア州全域にアーミッシュやメノナイトという、自給自足の生活を送る人たちが住んでいますが、その中でもランカスターは中心的な町です。 街の郊外には今でも、馬で畑を耕し、馬車で生活する光景が普通に見られます。 
半年ほど前、アーミッシュの子供達が、学校で銃殺される事件がありましたが、それもこの地域で起こった話です。 記憶ではランカスターから30号線をフィラデルフィアに向かった途中にある居住区での事件だったと思います。 
その周辺は我々も何度か車で走りましたし、事件の起こった近くのウェンディーズにも立ち寄ったことがあります。 とてものどかな街で事件が起こることは想像もつきません。 
ペンシルバニア紹介の本によれば、ランカスターは、1700年代に周辺地域の中心として栄えた歴史ある街だそうです。 当時は、銃や武器の産地として栄えていたようです。 また、ランカスターと言えば、アーミッシュキルトが有名で、キルトを探しに訪れる日本人もたくさんいるらしいですよ。
フィラデルフィアに来た際は是非ランカスターまで足を伸ばして、実際のアーミッシュの生活やアーミッシュビレッジを見てみてください。
100年以上前のアメリカにタイムスリップした感覚になります。
右上の写真は、馬で畑を耕すアーミッシュ(ガイドブックより)。遠くに赤いカバードブリッジ(屋根付橋)も見えます。
下の写真は左から、1)アーミッシュビレッジの風景。アーミッシュの真っ黒な馬車の向こうに見える白い建物は学校です。 様々な学年が一緒に勉強しているようで、教室の前の方は小さな机があり、後ろに行くほど大きな机になっていました。2,3)アーミッシュビレッジのパンフレット、4)アーミッシュビレッジ内部の民家内の写真、手前は釜、奥に写っている樽のようなものは洗濯機だったかな?他にも写真を撮ったつもりが見つからなくなってしまいました。ロープをスプリング代わりにしたベットもあって大変興味深かったです。残念ながらその写真も見つかりませんが。 5)アーミッシュキルト、6)カバードブリッジとアーミッシュ馬車、7)ソフトプレッツェルを焼くアーミッシュの女性。 ソフトプレッツェルはなかなか日本ではお目にかかれませんが、かなり美味しいですよ。