スクールバス

yhsdiary2007-05-08

 アメリカの交通事情で日本と違う点を挙げろと言われてまず最初に思い出すのはスクールバスの扱いです。スクールバスが停車して子供達が乗降しているときは、後ろの車は追い越さずに停車していなければなりません。スクールバスの脇から「ストップ」というサインが出てきて周囲の車は止まるように促されます。 更に前から来た車もすれ違わずにそのまま停車しなければなりませんし、交差点でスクールバスが乗降のため停車していた場合は左右から来た車もすべて止まった状態で、乗降が終わるまで待たなくてはなりません。 下左の写真にも少し見えますが、バスの前から黄色い棒が伸びてきて左右から来た車が横断するのを防ぎます。
 アメリカで免許を取れば、スクールバスの扱いについては学びますが、国際免許で運転する場合は要注意です。初めのうちはやはりとても迷った覚えがあります。 乗降中のスクールバスを追い越すと罰せられますよ。
 余談ですが、アメリカの緊急車両は運転がとても荒いです。 交差点の信号待ちで後ろに救急車などがくると、ものすごいクラクションを鳴らして道を譲るように警告されます。 そのクラクションの音は半端ではありません。 その他、踏切では一時停止しませんし、右折のときは、多くの場合、安全が確認できれば赤信号でも曲がることができます。 
また、高速道路に関しては合流の部分がとても短く、「一時停止」の標識があったり、合流に信号がついているところもあります。難しいようですが 様子がわかってくるとアメリカの道路の方が私は運転しやすかったです。 アレンタウン郊外のように人が道路を渡ることがめったに無いところで過ごすと、都市部に出たときに歩行者を見落としがちになるのでこれも要注意です。