Wegmans Store in Allentown #1

yhsdiary2007-02-12

 アパートの隣にWegmans(ウェグマンス)という少し洒落た感じのスーパーがありました。 20世紀初頭にできたニューヨーク(NY)州のRochesterの小さな八百屋さんから続いているという歴史あるお店です。 今ではNYの他、ペンシルバニア州PA)、ニュージャージー州(NJ)、メリーランド州(MD)、バージニア州(VA)、デラウエア州(DE)などアメリカ東部に数十店舗あるようです(以下WegmansのHP)。
http://www.wegmans.com/about/
 肉、魚、野菜などの生鮮食料品から、薬、日用雑貨、お菓子、本なども売っていて、24時間営業でした。 近所には学校も多かったためか、学生アルバイトもたくさん居て、大学就学支援プログラムなども充実したスーパーだったようです。
 世界の食材のコーナーもあり、日本を含むアジアの食材もある程度ここでそろえることができました。
 この店で売っているものは、ワイズやウォルマートなどの周囲のスーパーに比べて少し気品のあるものばかりでしたね。 値が高いと言う人も近所には居りましたが、日本の感覚で言うと、普通だったと思います。
 アレンタウンは物価が安かったので、家賃以外で、月5万円くらいあれば特に節約するわけでもなく十分2人で生活出来た記憶があります。
 Wegmansは歩いていけたこともあり、我々のホームストアだったのですが、ここのチーズ、ワインそして、フードコートは特に印象に残っていますね。 
 アメリカにはチーズは付き物。 チーズはやたらと種類がありました。 パルメザンチーズなどが丸ごと売られていて、その場で切ってくれたり、粉チーズにしてくれたり。 チーズの匂いを楽しむことが出来るのは楽しい出来事でした。 
 サンドイッチをオーダーしても、スイス、チェダー、アメリカンなどいくつかのチーズから自分で選ばなくてはならないので、はじめはどれにするか迷いましたが、その内お気に入りのチーズが出来てオーダもスムーズになりましたよ。
 アレンタウン周辺はワイナリー(ワイン畑や工場)もたくさんありました。 私の同僚は自宅にワインヤード(畑)を持っていて、天気が良いと、予定していた仕事をキャンセルしてワイン造りのために仕事を休むこともありました。 それでも、彼はベル研全盛時代からの優秀な研究者だったりして・・・。アメリカの自由さというか、自主性というかを痛切に感じましたね。 もちろん彼は会社の仕事も、他の誰よりも熱心でした。 
 日本でアレンタウン周辺のワインを手に入れることはまず出来ないのですが、カリフォルニアワインに似て、少し甘めのワインでとても美味しいですよ。