アレンタウン周辺#2:Easton(イーストン)

NYCから真西に向かってニュージャージー州(NJ)からペンシルバニア州PA)にはいったデラウエア川のほとりにイーストンという街があります。小さくて歴史を感じさせる水と緑の街です。 この街の中心には円形のロータリーがあり、ロータリーに面して日本でも売られているクレヨン、クレヨラ(Clayola)の工場と博物館があります。 この中ではクレヨンを目の前で作ってくれたり、子供達が自由に絵を書いたりするコーナーがあり、いつも子供の明るい声が溢れています。
クレヨラのHPです。  http://www.crayola.com/factory/
 デラウエア川はPAの鉄鋼産業を支えた重要な水運で、デラウエア川に沿って作られた運河には、100年ほど前には馬を動力として石炭を運ぶ船、カナルボートが行きかっていました。 現在も夏の間だけ観光用に運河を往復しています。 ここで石炭は鉄道に乗り換え、アレンタウンやピッツバーグに運ばれたようです。 近くには当時の鉄道の歴史を紹介する博物館もあり、家族連れで一日のんびり遊べる街です。
イーストン紹介のHP http://eastonpaonline.com/
 この街へ遊びに行ったとき”Parkins”というステーキレストランに入ったのですが、ここで初めて子供用の底上げいすをブースターシートと呼ぶことを知りました。
 川向こうのNJから一歩PAに入ると、とたんに大自然が広がります。 PAはペシルバニアンダッチと呼ばれる頑固で曲がったことが嫌いなドイツ系移民が、その昔、NYやNJに馴染めず移り住んだ州と聞いています。頑固な気質は今でもかわらず、自然を守るために旅客鉄道がNYC、NJを経由してデラウエア川を渡ることを拒んでいるそうです。 ペンシルバニアンダッチの特徴は話すのが早いこと。 確かに来たばかりのころは話をするのも一苦労だった覚えがあります。